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不妊治療・婦人科

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不妊症検査

不妊症検査

不妊症治療においては、治療に入る前に妊娠しにくい原因がどこにあるかをはっきりさせるための検査を一通り行うことが必要です。

原因にあわせて治療方針を決めないと、大切な時間や労力、金銭的な負担を無駄にしてしまう恐れがあるからです。原因が特定できないこともありますが、原因が特定できないというのも検査結果の一つとなります。いずれにせよ、検査結果、背景因子、それまでの経過、ご夫婦の希望などを併せて考慮し、ご相談しながら治療方針を選択していきます。
検査の多くは保険適応となっていますが、一部自費のものもあり、一通り検査を受けるための自己負担額は5~6万円程度となります。

一般的な健康チェック

妊娠すると、お母さんの一つの体に赤ちゃんとお母さんの二人が同居することになります。このことはお母さんの体にとってはかなりの負担であり、もともと持っていた病気や隠れていた病気が悪化することがあります。

妊娠を目指す方は、血圧測定、尿検査、採血検査などを行い、妊娠する前に直しておいたほうがよい病気が隠れていないか健康状態のチェックをします。またもともと持病がある方についてはその主治医の先生や産科の先生などと連携を取って治療をする準備をしていきます。

基礎ホルモン値

月経期(月経1-5日目ごろ)に採血をします。基礎的な卵巣の機能を評価し、卵巣の機能に変化を与えるようなホルモン異常がないかを診断するためのものです。

AMH

近年、卵巣予備機能の評価として最もよく使われているのがこのAMH(抗ミュラー管ホルモン)の値です。
わかりやすく言えば、卵巣内の卵子の在庫の数を反映する値です。AMHによって卵子の質を評価することはできないと言われていますが、卵子の数が少ないと判断される場合は早めのステップアップをおすすめすることがあります。

子宮鏡

細いファイバースコープを子宮腔内に挿入し、子宮内腔を観察する検査です。
子宮内腔のポリープや子宮筋腫などの凹凸病変の有無を診断し、妊娠率を下げる要因になっていないかを評価します。また、卵管口(卵管の子宮内の開口部)の形態を評価することにより、卵管因子の有無を判断する検査でもあります。子宮頸管の広さや屈曲の程度にもよりますが、手技に熟達している医師が行う場合、ほとんど痛みを感じることはありません。

超音波子宮卵管造影(HyCoSy)

子宮卵管造影検査は子宮の形態および卵管の通過性を確認する検査です。
これまではX線による子宮卵管造影検査が主流となっていましたが、X線による子宮卵管造影には被爆のリスクがあり、また造影剤使用によるアレルギーや合併症(喘息や甲状腺機能異常)が起こり得ることが知られています。

当院では子宮の形態を子宮鏡検査で確認していることもあり、卵管の通過性を調べる検査としては合併症の少ない生理食塩水および空気を用いた超音波子宮卵管造影を第一選択としています。ただし、稀にX線による子宮卵管造影検査でしか診断ができない場合もあり、その場合は他施設へ検査紹介をさせていただくこともあります。

黄体機能検査

排卵後の黄体期中期(排卵後7日目ごろ)に、着床を助け、妊娠を維持するホルモンの採血を行い、これらのホルモンが十分に分泌されているかを診断します。

精液検査

不妊の原因のうち、男性側に原因が認められるのが約半数と言われており、精液検査は大変重要な検査となります。検査容器を前もってお渡ししますので、ご自宅で採取したうえで奥様が持参し、検査をすることができます。